20180410 NewsPicks就活イベント@六本木
4/10にNewsPicks主催、六本木で開催された学生限定就活イベントなるものに行ってきました。
一部は落合陽一による「就活再興戦略」についての講演、二部はキャリアのプロたちによる「2019年の就活最前線」についてのトークセッション。
以下、一部のレポートです。
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「就活再興戦略」 落合陽一
○落合さんが現在やっている仕事は多動で行うものと悲多動で行うものに分けられる。
・多動:メディア、ビジョン提示、教育
・悲多動:アート、ビジネス、研究
・基本的に多動派だが、それだけではダメ。
○かつての日本
①人口増加
②均質化
③計画経済:まず"使命"がある。(国会?でのアジェンダでは最初に使命が書いてあるんだとか)
わたしにとっての使命とは?
④特殊な倫理
⑤ハードウェアと人的資源:ヒューマンリソースがあって、その次にテクノロジーがある。
⇒これら5つのパラダイムの再興という目線で就活をする。
みんなが「大丈夫」とか「就活は〜だ」と言うことは危ない。
○日本再興戦略
①撤退戦:どうやって撤退するか?
・人が衰退
→インフラ撤退
→撤退したところを自由市場にする
⇒枝切りの上手い会社とは?
・人口減少社会では、働き口よりもインフラの維持が問題となるがどうする?
・撤退戦では計画が無意味。
枝切りでは適応力が求められる。
しかし、適応力と地頭があるなら撤退戦で勝つのもアリ。=イノベーション
・成長戦略:できない人を伸ばすことができる。
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・撤退戦略:イノベーティブ人材が必要。
そういう人は自信があるから、本当に撤退しても再就職余裕。
ex)SONYが危機のときに会社にいた人が今のSONYの主戦力となっている。
②ソフトデザイン
③重層型経済:⇔同じ仕組み
④例外特例区:例外をどう作るか?
⑤文化再興:文化を作り直す必要性が出てくる
⑥多様性:多様性にマッチすること
・近代の価値観で残すべきものは地域性。
「ここは空気を読みあっているから上手くいっているコミュニティ」に、「多様性!!」はおかしい。
→全ての場所に同じルールは通じない。
○問題と解決策
・問題も解決策もわからないもの
→発明に繋がる
・問題も解決策もシンプルなもの
→それが問題でない人には難しい。気付きにくい。
ex)腕がある人が、ない人にスマホをつかませる方法とは?
○AI
・画一的なAIではなく、多様なAIへ
・課題はデータが少ない中でどう学習するか?
・技術面と社会面の問題に直面する。
○都市と地方
・東京:今後高齢者が増える⇔地方:変わらない
・コミュニケーションスタイルが異なる。
→合意が欲しくても都市部と地方でミスコミュニケーションが起きる。
○資金
・必要なところに必要なお金を集めるには、
コミュニケーションと複数ツールを使えること
が求められる。
○わたしたちは近代教育の最後の世代
→学校で学んだ考え方はゼロリセットする。
○"いい"×"いい"の擦り合わせ=ダメになる
→とがらせる
○20代の有利な期間をいかすこと。
話を聞いてくれる人を見つける。
○下積み無しで即リーダー!でしか見えないことある。
下積みしているうちに歳をとる。
○リソースが限られた中でいかに成果を出すか。
○アート
・アートの言語化
→意識にのぼったものをメタ認知する。
・鑑賞教育の必要性
→感覚を鍛える。評論と感覚の行き来をする。
○リーダーシップとフォロワーシップ
・日本はフォロワーシップが薄い。
・リーダーシップ:決める
・フォロワーシップ:不足しているものを見極める
ex)江戸や薩長は上手かった。
○社会の中で迷うことがあったら、やる!
やらないと、やっている人の気持ちがわからない。
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興味ないことはやめる。
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落合さんは話すのが早いし、難しい話もするしで理解が追い付かない部分もありました。
でも他の誰も話さないようなことを話していて、聞いていてすべてが刺激的だったしまだまだわたしには見えていないけど見るべきことがたくさんあるな、と。
ここで聞けた話もあくまで一論でしかないから自分に都合がいいように受け取らないようにします。
二部のレポートはやる気が出たら書く...ね...。