記録

26歳OLが真面目なことを書いたり書かなかったりやっぱり書いたりする

22歳女が4月に読んだ可愛げのない本の記録

 

こんにちは。
楽しい楽しい10連休も残り3日となりました。
休日とはなぜこんなにも儚いのだろうか...。
引きこもりをしている今日は4月に読んだ本を振り返ってみます。

 

①「運を支配する」

運を支配する (幻冬舎新書)

運を支配する (幻冬舎新書)

 

サイバーの藤田さんの本です。
自らに運をもたらす行動や思考について紹介されています。
わたしは上手くいっているときは調子に乗りがち、それに浸りがちです。
逆に上手くいっていないときはその状況をなんとかしようと焦りがちゆえに目の前のことしか見えなくなってしまいます。
ですが、本著には「運を支配するためには、良いときも悪いときも淡々としておくこと」と書かれています。
感情を持つ人間にとって淡々とすることがいかに難しいか。
「我只足知」と繋がっていることかな、とも思いました。

それと、わたしは大学3年のときに組織論の講義で聞いた「Planned Happenstance(計画的偶発性)」という理論が大好きなのですが、それとも繋がっている気がします。
ただ、"運"と"偶然"がどういう関係性にあるのかがよくわかりません。
運=偶然?運≒偶然?運≠偶然?
なんとなく、人が結果的に「運が作用した」と感じるのは物事が上手くいったときで、「偶然が作用した」と感じるのはそうとは限らないとき、などと考えています。

 

②「天職は寝て待て」

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)

 

 世界のエリートがなぜ美意識を鍛えるのかについて紹介し話題となった山口さんが書かれています。
4月初頭にいろいろあったわたしにとって(意味深)、非常にタイムリーな本でした。
先述の「運を支配する」にも通ずるところで、「良いことと悪いことは同じぐらいの割合で起こる、たとえ今社内で悪いことがあって辞めたいと思ったのだとしてもきっとすぐ良いことも起こる」そうなのです。
これは確かにわずか20年ちょっとばかりの我が人生からも感じることです。
自由になりたい、自由に生きたいと願うのならばその前にある不自由を受け入れないことには願いはかなわないのです。
この不自由をいかに早いタイミングで受け入れ、乗り越えることができるのか。
わたしのこれからの課題となりそうなところです。

もう一つ大きく頷いたのは「好きも得意もその仕事をやってみなければわからない」ということです。
就活時、「わたしは何がやりたいのか?どういうところで働きたいのか?就活の軸とは何か?」などといったことをそれらしく考えてみたものの、どうもイマイチわかりませんでした。(結局は会社のビジョンや働き方に共感して入社しました)
しかし働き出してみるとなんとなくわたしの好きなことや得意なこと、その逆がわかってきました。
仕事をやってみないと見えないこと、わからないことなんてたくさんです。
だから、大学生の就活ってなんなんだろうなあとか思ってしまいました。

 

③「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

 

洗濯物を干す竿だけを売っている"さおだけ屋"はなぜ潰れないのか、 
交通の便がいいわけでもなく、価格も高い郊外にあるフレンチレストランはなぜ潰れないのか、
といった身近な疑問を通じて会計学をわかりやすく学ぶ本です。
非常にわかりやすく書かれており、大学2年の創P時に読みたかった一冊でした。
会計なんて昔はてんで興味も関心もなかったのに、年々興味と学ぶ意欲が湧いています。
なんかね、なんですかね。
なんで会計ってこんなに面白いんですかね。
数字から会社の全てがわかる面白さハマります。

 

④「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

 

興奮気味で言いたいのですが、これ、

めちゃくちゃ面白いです!!!

どれぐらい面白いかというと、まったく集中力のないわたしが2時間半で一気読みし、次の日2カ月ぶりに会った後輩に「あれやばい!面白すぎる!」と熱弁したぐらいには面白いです。
これはもう夢チャレの教科書です。
この本を読んでいかに夢チャレがよくできていたプロジェクトだったのかを改めて実感しました。
「他人モードじゃなくて自分モード」、大事だけど難しくなってきていることです。
自分モードの思考を取り戻すためには「妄想する→(インプットして)知覚する→独自性を持つ→表現する」のサイクルを描くことが大切だそうです。
好きや興味から生まれる妄想は自分にとっての何よりの駆動力になる。それがなければ長期的な取り組みは期待できないのだと著者は述べています。
確かに、企業も経営者の圧倒的なビジョンがないと続かないです。
特にソーシャルビジネスは極めてビジョンドリブンです。
ただここで知覚するためにインプットを幅広くすることってかなり意識しないと難しいです。
どうしてもレコメンデーションされる情報、自分にとって心地の良い情報ばかりを吸収してしまいがちです。
(わたしが本著を面白いと言っているのだって、自分の思っていることにより根拠をつけてくれる心地良いものだからだろうと思っています。極度に面白いと感じることの危険性あります。)
強制的に興味のない情報をインプットさせる仕組み欲しいです。

本著の中でYahoo!CSOであり脳神経科学者でもある安宅和人氏が述べている、「人間は価値(意味)を理解していることしか知覚できない。知覚できる範囲はその人の理解力そのものだ」ということ、好きです。
価値、わかるようになりたいな。

とにかくこの本大好きなので読まれた方、ぜひ語りましょう。
(というか夢チャレメンバーに読んでほしい)

 

⑤「ものの言い方辞典」

たった一言で印象が変わる! モノの言い方事典

たった一言で印象が変わる! モノの言い方事典

 

会社の本棚にあったのでなんとなく手に取って読んでみた本です。
モノの言い方が下手くそすぎるし今まで意識もしてこなかったので、20代前半のうちに修得したいですね...。
前回の記事でも書きましたが、結局は他者とのコミュニケーションが大事なのでコミュニケーションを円滑にするために言い方に気を付けたいです。
22歳にしてこれを矯正するの、割ときついぞ。

 

 

 

以上、4月に読んだ5冊の本の記録でした。
初めて読書記録を書いてみましたが難しかったです。
本の概要の紹介、読んでみての感想、その本の一番のポイントとかを上手く書きたいのですが難しいです。
そういえば小学校で書かされた読書感想文とか嫌いでした。


学生の頃より家にいる時間が増えたので、真面目に生活すれば月10冊は読めるはずなのですがなかなか真面目には生活できないです。


読書が苦手ではなくて良かったなあ。