20171028 CEDEC@九産大「AIが切り開くミライ」
【AIが切り開くミライ ー福岡地域戦略推進協議会×IBM×AWS×富士通】
○福岡地域戦略推進協議会の中島さんがモデレーターとなり、各社が自社のAI技術やサービスを紹介した後にセッション。
・導入として、Adobeイベントの映像を視聴。
AIがバッグの色付けを数秒でしている様子を見て、中島さんが「デザイナーってなんなんだろうね?」という疑問を提示。
・AWSのAI
ASR:音声認識、NLU:言語理解、Conputer Vision、DL、Fusion Sensor
・IBMのWatson
“コグニティブコンピューティング”
Watsonはロジックやルールではなく経験則で学ぶ。よって、プログラミングから統計的機械学習へ。
デバッグや各種テストから教師データ整備へ。
・富士通の取り組み事例
福岡県糸島市で、市の住民(市役所?)と移住してきたい人とのマッチングをAIで行っている。
人の心理を数理モデルとして表現し、心理をクラスタ分析しているとのこと。
・教師あり学習も一種の選択として良し。
・DLとMLの違い
DLはMLの脳のようなもの。MLは判断する基準(アルゴリズム)をつくる。
・AIはデータ量の多いルーチン化されたプロセスにおいて生産効率を上げる。
○感想
・前半の各社の技術や事例紹介は面白かったけど後半のセッションはう〜ん…。
これといってAIに対して新しい期待を抱くようなことや新しい発見はなかった。
・富士通の方がAIを使ったゲームにおけるビジネスアイデアをパワポ上に100本ノックのようにダーッと羅列していた。こんだけしてやっと良いアイデアって出てくるのかな。とりあえず出してみること大事。
・心理をクラスタ分析ってところが1番興味ある。人間の心理もAIの手中に…
・あとは「デザイナーってなに?」の問い。これは以前羽生さんがおっしゃっていて以来ずっと心にひっかかってるんだけど、わたしそっくりのAIができたとき、わたしの価値ってどんなところにあるんだろう。