記録

26歳OLが真面目なことを書いたり書かなかったりやっぱり書いたりする

新卒採用をすることのこわさにぶつかっている話




こんばんは〜。

だいぶ久しぶりのブログです。



社内の組織体制の進化により、広報と新卒採用を担当することとなった社会人1年目です。

今は主に新卒採用の仕事をぐいぐいと進めているのですが、採用における会社の責任の重さをひしひしと感じています。



わたしが働く会社は、「会社の価値観や在り方への理解、共感」や「事業内容がどうこうではなく、この会社で働きたい理由がある」など、会社への想いが重視されます。

だから、採用においてもカルチャーフィットを極度に大切にした設計となっています。



ただ、学生にカルチャーフィットを求めようとしたときにぶつかるのは、「そもそも今いる社員はどれくらいカルチャーフィットしているのか?」の壁です。



ここの問いにきっと100%はないです。

社員全員が100%会社の価値観を理解し、共感している状態は非常に難しいです。



じゃあ、100%はない中で、今のうちに学生を採用する責任を持てるのか?

それって、その学生に対してだけでなく、社会に対しても大きな嘘をつくことになるのではないか?

わたしはそんなこわさを感じています。



といったことを社長と話した今日でした。



社長と話してみると、「逆説的だが、採用担当者はそのようなこわさを感じられる人でないと務まらない」、「今のうちは100%ではないものの、十分学生を採用できる体制にある」ことに気付けました。



わたしは他社に採用担当者の知り合いがいないからわからなかったのですが、新卒採用担当者とは、こわさ=社会的責任を感じられる人でないとならないのですね。

いくら「自分の選択は自分に責任がある」とか「自分の選択を自分で正解にしていく」とはいえど、学生から社会人になる人生の中での大きな転換期を担うのはやはりこちらにも大きな責任があります。



わたしはここにこわさを感じています。

しかし、その一方で、採用担当者になったからこそ、わたし自ら社員にはたらきかけることで社員の会社に対する共感を高めてもいけるチャンスであるのだ、とも思っています。



採用を考えていくと、会社全体の課題が見えてきます。

人材面だけでなく、営業面も、財務面も、組織には課題と可能性がたくさんあることに気付けます。



こわさを感じていると述べましたが、同時に、この役割を担えていることに、大きな感謝と楽しさも感じています。

採用を担当してみないと気付けないことってたくさんあります。

担当しているからこそこれからやりたいことも見えてきます。



採用がこんなにも視野を広げさせてくれ、責任を持つことがどういうことなのかを身をもってわからせてくれる仕事だなんてわたしは知りませんでした。



また、わたしはいろんなことが起きる社内の様子をやや大袈裟に捉えすぎていた部分もあったようです。

そこは現時点での視座の低さを感じました。

もう少し大胆に見てもよいみたいです。



短時間だけでも、社長、すなわち組織のトップと対面で話すと、視座の高さの違いをはじめとする、自分の足りていない部分が一気に見えてきました。



わたしはまだまだ自分の知らない世界を見てみたい、そのために役割や持てる責任の幅を変えてみるのも面白そうだなと思えた今日でした。