記録

26歳OLが真面目なことを書いたり書かなかったりやっぱり書いたりする

創P事業計画発表会へ行ってみたら社会人としての気付きを得られた話

昨日は創業体験プログラムの事業計画発表会へ行ってまいりました。

社会人として見る創Pは学生の時とは見え方や感じ方が違ったので記録しておきます。




1番感じたのは、「この事業をなぜこの会社がするのだろう?その必然性ってなんなんだろう?」ということでした。

わたしが今働いている会社が「自分たちらしさ」や会社としての考え方・哲学を強く持っているからこそ感じたことです。

各社が各社なりの個性や、その会社にしかできないことを強みとして事業活動を進められるともっと楽しくて面白いものになりそうなのにーとギシギシしてました。

だし、投資家はそういうところを見たかったのではないかと思います。

で、ここで軸となるのが理念なのだと気付きました。

わたしが学生として創Pをやっていたときは理念ってなんなんだろう?なんのためのものなんだろう?といまいち腑に落ちていないながらも事業活動を行っていました。

しかし今なら「理念とは、迷ったときに立ち返るところ。そして会社として守っていれば大きな事故に繋がらないもの。」と自分なりに説明ができます。

どうしても創Pをやっているときは「とりあえず理念掲げなきゃ!」と形だけの理念になっていたような気がします。

だから「なぜその理念のもと、このような事業活動をしているの?」と問われたらその必然性を答えられませんでした。

し、昨日参加した事業計画発表会でも必然性の曖昧さを感じました。

これはターゲット設定にも繋がっていました。

社会人投資家からは、各社にターゲット設定に対する質問が多く飛んでいました。

なぜあなたたちの理念やコンセプト、商品に対してこのターゲット設定なのか?

なぜこのターゲットに対してこのようなマーケティングを仕掛けるのか?

ここも、形だけのターゲット設定になっているからこのように問われていました。

目的に向かって手段を考えること、目的から逆算して考えることの難しさが見えました。


次に感じたのは「事業活動は自分たち起点なのか?お客様起点なのか?」ということです。

昨日の各社の発表では、理念には「お客様のために〜」といったことが掲げられているにも関わらず、事業内容は自分たちの都合に合わせてつくられていました。

どうしても創Pでは、学園祭の規定のせいでお客様のことを考えたことができなかったり、学園祭という場だからこそプロダクトアウト的な思考になりがちだったり、実際の会社とは違うところがあります。

じゃあ創Pで学生が学べることとはなんなのか?

創Pが学生に提供できることはなんなのか?

わたしは本来創Pは、事業活動をする楽しさや人にモノを売る苦労、それを乗り越えてモノが売れる喜びなどが学べるものだと捉えています。

でもこれは今だからこそこう捉えられるのであって、学生としてやっている当時はオペレーションが〜とか最終的な利益を出すために〜とかそういう自分たちのことばかりを考えていました。し、そういう学びしか得られていなかったように思います。

もっとお客様や社会のことを考えた、本当の事業活動ができていたらよかったなあと今になって振り返ることができました。


そこで、冒頭の「事業活動は自分たち起点なのか?お客様起点なのか?」ということについてです。

自分たちのモノやサービスに価値を感じて対価を払ってくれるお客様がいるからこそ、自分たちは事業活動をできるわけだから、事業活動の起点はお客様です。

でもつくるモノやサービスには自分たち起点の"何か"が含まれていないと自分たちがこの事業活動をやる必然性はなくなってしまいます。

お客様のニーズが〜、市場分析すると〜、といったことももちろん大事ですが、そこにいかに自分たちの想いを乗せられるかが会社が社会に貢献し、影響を与えていくかに繋がるのかなあと思っています。

モノ消費からコト消費へとかプロダクトアウトからマーケットインへとかいう話もありますが、ここはバランスよくミックスしていくべきところなのではないでしょうか。

だからわたしは、マーケティングブランディングの重なりみたいなところに興味があります。

お客様起点のマーケティングと自分たち起点のブランディング

どうミックスすれば面白くなるのか、今ならこれをテーマに卒論書きます。


まとめると、「わたしは事業活動は面白いもので、会社はもっと個性を強みとできるものだと思っている」が昨日の感想です。

今働いている会社の影響を受けた感想になってしまいました。






久しぶりにブログを書いたらまとまりのない文章になってしまいました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ですがどうしても創Pでの新たな気付きを残しておきたかったです。

5期が昨日の事業計画発表会を聞いてたらどう感じたんだろう〜、気になります!