記録

26歳OLが真面目なことを書いたり書かなかったりやっぱり書いたりする

女子大生が元キャリアカウンセラーに就活相談にのってもらったよ

 

 

先日wantedlyでこんな記事を見つけまして。

 

www.wantedly.com

 

面白そう!わたしもやりたい!丸パクリしよ!
ということで、即アテのある人へ連絡。

 

 

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はい。

こちらの先生は、、、

\みんな大好きモリタ先生/

 

ですっ。

 

というわけでモリタ先生に就活相談にのっていただきました。
(前々から何度も相談にはのってもらっているけどネ☆というところは無視します)

 

簡単にモリタ先生の説明をば。

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この方です。おそらく30代前半くらいでしょうか。
UXをはじめとするデザイン系のことに詳しくて、HCD(人間中心設計)の資格持ってるそうです。
福大商学部で絶大なる人気を誇る組織論の先生です。
ツイッターで質問箱の対応してたりとか、講義中の質問をツイッターハッシュタグを使って受け付けるとかいう施策やってたらすごい人気の先生になったようです。
まあわたしは先生が九産大にいる頃から仲良しの古参ですけどね、へへっ。どやっ。
元々は某人材会社でキャリアカウンセラーをやられていたので、人の話を聞くのもアドバイスするのもめちゃうまです。
とにかくわたしはことあるごとに先生に話を聞いてもらっています。
みんな困ったら福大2号館8階のモリタ研究室へ突撃しようー!

 

てな感じで、就活エージェントさん・人事担当者さん役の先生とらんらん役のわたくしみづきによるインタビューをお届けします。
ちゃんと結論も出て、わたしの未来が明るくなったよ!

 

 

 

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みづき「わたしの就活へのアドバイスください。」
先生「いきなりですか?わたしってこういう人なんですけどー、っていうのはいらないの?」
みづき「えーそういう感じですか?先生もうわたしのことわかってるからいいかなーと思って。」
先生「原口さんねー。自己認知ではどういう人?意志がかたいとか、行動力ある、好奇心強いとか、まあいろいろ。」
みづき「それ難しい質問ですよね。わたしはねー、そうだなー、そうだなー、どういう人・・・」
先生「あ、じゃあ何をやってきたんでしたっけ。今まで。夢チャレやったり、ゼミでもプロジェクトやったり、」
みづき「インターンもやってたり、」
先生「創Pもやってたり、いろんなイベントも行ってたり。行動力ある風やと思うんだけど就職活動になると行動力減りますよね。なんでなんですか。」
みづき「んー。多分就活に対しての元々のイメージが悪いんだと思う。」
先生「元々のイメージ」
みづき「ゼミのプロジェクトとかは先入観なしで始まるけど、就活への先入観は悪くて。めんどくさい、どうせ会社はわたしのこと見てくれない、とか。そういう悪い先入観があるから行動力が出ないんだと思います。わからん、そこじゃないんかなー。」
先生「へー。今のインターン先はなんで行ってるの?」
みづき「社長に言われたから。」
先生「あれって原口さんが超行きたいんです!とか言ったんじゃないの?」
みづき「違います。」
先生「なんで(来なよ、と)言われたの?」
みづき「わたしが今こういうこと悩んでて、とかこういうことできるようになりたいとか言ってたら『来れば?』って言われた。」
先生「ハッハッハ。マーケティングとか?」
みづき「いやマーケとか話してない。ただ悩んでて。」
先生「どういう悩み?」
みづき「えー、何を話してたかなあ。人の話聞けなくてーとか。」
先生「あ、そうなの。そういう話してて、『じゃあうちくる?』と。元気あるし、勢いあるし、一緒に働いてみたいと思われたのかな。いろいろやってみたいとか。」
みづき「あ、そういえばスタートアップ気になりますとか話してたかも。」
先生「で、『うちきたら?』『じゃあ行きます』って感じか。夢チャレは?」
みづき「書くPの流れで。そもそも書くPに行った流れは、書くPメンバーの先輩が、メンバー募集でとびゼミに話にきて、それで面白そうって思って行きました。でも夢チャレ行ったのは、書くPで何もできなくてリベンジみたいな」
先生「その延長で行ったんやね。ゼミの化粧品はやりたかったの?」
みづき「商品開発がしたくて。たまたま化粧品メーカーと縁があったから。」
先生「それは飛田先生がつないでくれたの?」
みづき「そうです。商品開発したいって言ってて、3年生にあがる前に会ってみて、そこからです。」
先生「なるほどね。で、始めたの。化粧品っていうテーマは化粧品メーカーの社長に知り合えたからなのね。やりたいことをやる、っていうのはようやくって感じ?」
みづき「そうです。」
先生「ゼミに入ったのはそういう理由?」
みづき「ゼミにも入ったのも、福大に入ったのもそれが理由。」
先生「結構流れとか縁の話が多いですね。」
みづき「そうですね。運?じゃないのかな?」
先生「プランドハップンスタンス。計画的偶発性。きわめてそれには近いと思います。」
みづき「えーなんでそれ起こせてるのかわかんない。」
先生「5つの特性(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)が出ているからですよ。原口さんは満たしてるから、偶然は掴みやすい。大体の人は流してしまうでしょ。『うちくる?』って言われても『いや検討します...』が多い。大体の人はリスクテイクしたくないんです。(原口さんは)通用するんだろうか、とか考えてないでしょ?リスクを持たず、好奇心で飛び込む。うまく偶然やラッキーを掴む力はある。でも話聞く限り、まだ自分で場を設定して、とか自分でアプローチして機会掴むっていうのは多くないですね。」
みづき「えーそうなんかなあ。」
先生「なんか来まして、ってことには面白そう!で飛び込むけど。」
みづき「そうですねえ。」
先生「福大に入ったのは能動的ですね。局所局所では自己決定してる感じはあるからいいけども。就活でのアプローチとか自分で選ぶのは初めてかもしれないね。」
みづき「確かに。確かにね。」
先生「それをやるべきかやらざるべきか、っていうのもあります。流れで意思決定するのもパターンではある。流れでやってきても、後悔はないし、楽しかったし、学ぶことも多かったし、成長できましたよね。それが自分のスタイルじゃない?ある意味縁と運でうまく支えられている。」
みづき「うんうん、確かに。」
先生「でも今の話だと原口さんの長所とかが見えない。」
みづき「わたしもわからん。」
先生「負けず嫌いだとは思います。」
みづき「負けず嫌いが良いことかはわからない。」
先生「良い面、悪い面ありますからね。特徴ですね。」
みづき「アピールポイントになるのかな。」
先生「会社によりますね。扱いづらいと言われることもありますからね。例えば(原口さんの)好奇心の強さもあるけど、相手にコントロールされたくないですよね。自分で決めるのが好きだから。相手に動かされる感じを持たれたくない、人に左右されたくないとか。あとは、議論に『そもそも~って問い自体がおかしくない?』となりますよね。ビジネスは制約条件があるもので、そこをわかったうえで知恵を絞る部分もあります。そこで好き嫌いがわかれる。『そういう問いを投げるやつもいいよね』という会社なのか『めんどくせえな』なのか。ビジネスの現場に行ったときに、とりあえずこういうもんだから、は飲み込んでいってほしいのに、そこでケチつけ始めると前に進まないんですよ結構。それ踏まえた上で進めるときもあるので。実際に成果出す人はそれをもうまく使います。」
みづき「うーん、なるほど。」
先生「一方でスタートアップは前提疑うの大事やと思うし。リクルートとかも『そもそもこれっているんだっけ』とか『どうしたいんだっけ』とか議論する。そういう、成果に対するビジョンがあるとか、社会を変えるとか、そういう会社のほうが合いやすいよなとは思います。」
みづき「うーん。」
先生「そもそも、って問うのは原口さん好きだと思う。」
みづき「うんうん。」
先生「そもそもどうだっけ、とか世の中にある一般常識を覆すために自分たちはいるんじゃないのとかが当たり前の、それが文化の会社のほうが良いなと思う。」
みづき「なるほどなあ。」
先生「もうちょっとわかりやすく言うと、原口さんが普段使ってる言葉を使ってる会社がいい。」
みづき「え、どういうこと?」
先生「『言う通りにしたくない』とか『上から褒められるためにやってるわけじゃないし』ってスタンスとか風土の会社。」
みづき「 あーそういう会社。でもさぁ、そういう会社を、」
先生「どうやって見つける?」
みづき「うん」
先生「それは流れと縁じゃないの?」
みづき「わたしが今行きたい会社はそういう会社なんかなあ。」
先生「それはわかりません。スキルと経験は風土とは別の話やから。リクルートだってパーソルだってメルカリだって、みんなそういう風土。でも人材のスキル伸ばしたいの?っていうとそういうわけじゃないだろうし。どう役に立ちたいの?は違う。」
みづき「最近、何がしたいかが固まった気がする。」
先生「何したいの?」
みづき「やっぱりマーケティングしたい。前々から『わかりにくいことをわかりやすくしたい』とか言ってるじゃないですか。わたしの理想はすべてを会社の都合ではなくお客様の都合にすることなんです。で、なんでマーケかっていうと、高校生の頃からずっと学びたくて、大学4年間学んできて、面白かったしもっと学びたいって思った。働きながら学びたい。そんで、この間まで広告業界とかライター・編集とかの職業見てたけど、いやわたしはマーケの手段へのこだわりはなくて、もっと広く全般を担いたいんだって気づいた。って感じに固まってきたけど、こういうのでいいのかな?って思いもある。」
先生「全般的に原口さんはこれで良いって言ってほしいんですかね。」
みづき「いや違う!わたしはこれで気持ち固まったって思うけど、本当にこれかな...っていうのもある。」
先生「それはずっとそう思うんじゃない?僕もそうだし。まだいろんな職種があるってことに目を奪われてるんじゃない?」
みづき「どういうことですか?」
先生「リサーチャーとかライターとか、職種に落ち着けたほうがいいんかな、って心配を感じるときもある。」
みづき「あー、そうそう。」
先生「でもマーケティングってそういうことじゃないということもわかってて。まだそこのせめぎあいもあるかな、とは思う。なんかひとつの職種をやりたいわけじゃないんだよね。マーケティングをやるって何をやるってことなの?」
みづき「そう、わたしもそういうの聞かれたらまだはっきり答えれんなって思う。」
先生「今のインターン先ではマーケティングやってるの?」
みづき「うん、ちょっとだけだけど。」
先生「じゃあ今のインターンで(就職して)良いんじゃないの。」
みづき「うーん、わたしがこの会社だけのマーケティングやっても、影響及ぼせる範囲が狭いからそれはなんか違うのかな、って。やってる仕事自体は楽しいかもしれないけど。」
先生「どういうこと?BtoCのマーケティングがやりたいの?」
みづき「いや、そういうわけじゃない。今行きたい会社と比べた話になるけど、今行きたい会社はいろんな会社のマーケティング施策をやれるから、その分自分で解決できることが多そう。」
先生「この色に染まりたくない感めっちゃありますよね。この会社だけで閉じてやることへの心配。いろんな会社のマーケティング施策をやりたいって気持ちがあるじゃないですか。でもコンサルは外注した一部で、実行は向こうだけど、そこは許せますか?」
みづき「うーん、そこはね、やってみないとわかんないですよね。」
先生「僕からのアドバイスだと、いろんな会社見れるほうが良いと思う。そこから縁が生まれるから。『じゃあうちくる?』って言われそう。原口さんの価値観と行動特性でいうと、計画された偶発性をベタにやっている。縁があったらリスク考えずに飛び込んでいく。」
みづき「確かに!そういうのめっちゃいい。わたし転職は考えてるし。」
先生「いろんな会社のやり方みれるほうが良いんじゃないの。外部からそもそもを問いかけることもできるだろうし。内部の若手から言われたらむかつくけど、外部からなら「良いこと言うねーちゃん』ぐらいに思われそう。クライアントに気にいられそう。」
みづき「いやーそれ良いですね。」
先生「ただ、コンサルの悩みは当事者になれないこと。DeNAの南波さんも、血反吐いた経験がないかマッキンゼーやめて事業会社つくりましたし。それか、原口さんの年代だと、3社から受託してる個人みたいになるかも。そういう人たちもいます。」
みづき「当事者かー。確かになあ。」
先生「今行きたい会社は良いんじゃないの。原口さんの価値観と行動特性で見ると。」
みづき「今はそこに行きたいって思ってるけどすぐ変わりそう。」
先生「原口さんは好奇心いっぱいあるからぶれると思う。」
みづき「うん、あれもいいこれもいいってなりそう。」
先生「1年くらいで変わるスタートアップも面白いですけどね。」
みづき「ぶれやすいのってどうしたらいいんですか。」
先生「ぶれやすいのはしゃあない。どうにもなりません。そういうもんだと思ったほうが生きやすい。『わたしまた揺らいでるわー、まあしゃあないよな、好奇心強いし』ぐらいで。そんなもんじゃないですか。」
みづき「ふーん。うんうん。」
先生「と思いますけど。今のところこんな感じですけど、好奇心強い人はいつも他もあるんじゃないか、って思ってます。ある意味ルーレットみたいなもん。『今ちょっとここに止まった!』ぐらいのレベルやと思う。」
みづき「確かにそのイメージある!」
先生「そう、そんな感じです。」
みづき「わたし今行きたい会社あるけど、落ちたら落ちたですぐ次を見つけれると思う。」
先生「そうそう、そんなもんです。そういうときに、会社の実績のページとか見ると良い。そこで面白そうなことやってるところで。」
みづき「おーそうですね。」
先生「まあ参考意見、程度ですけどね。キャリアカウンセラーっぽかったでしょ。」
みづき「じゃあわたしに良さそうな会社があったら随時紹介してください!」
先生「あっはっは。」

 

 

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まとめると、

<わたしの特徴>
・偶然やラッキーを掴みやすい
・流れと縁
・好奇心強いからぶれてもしゃあない
<わたしに合いそうな会社>
・コンサルっぽいことやっていろんな会社を見てみる
・そもそもを問える会社
・ゆくゆくは事業会社に引き抜かれる 

てなところでしょうか。
計画的偶発性は組織論の講義で学びましたが、まさか自分にあてはまっていたとは!
運は良いほうだな~とは思っていましたが、計画されたものだったらしいです。
わたしの人生すごいじゃん!って思えますね。

 

 

さてさて。
モリタ先生、お付き合いいただきましてありがとうございました!
面白かったので、また何か違うテーマで誰かに何かをアドバイスしてもらいたいです。
他力本願ですね。
協力者様大募集します。