オーガナイザー視点で見るStartupWeekendの面白さ
週末は1年ぶりのStartupWeekendにオーガナイザーとして運営のお手伝いをしてきました。
はたから見ていただけではありますが、感じたことを記録しておきます。
自分が本当に悩んでいることだったり実現させたい想いが強いチームはやりたいことが伝わってきやすいし、ビジネスが形になっていました。
ビジネスにおける情と理のバランスをすごく見せられた3日間でした。
まずベースとなる、「これがやりたい!」、「この課題を解決させたい!」といった情がないと、説明可能な相手を納得させられるロジックも詰められないことを見せられました。
課題の深掘りができているか、そのためにカオスを乗り越えられるか、というスタートアップのきつさを今回も目の当たりにしました。
ここを耐えきることができないと、早く答えを出そうとしてどうしてもプロダクトアウトになってしまい、なぜその課題に対してそのソリューションなのか?と疑問に感じることがありました。
優勝チームは2日目の夕方時点でまだぐちゃぐちゃな状態で先が見えない様子でした。
しかし、ぐちゃぐちゃな状態の中でも先走りせず、素直に真面目に課題の深掘りをしていました。
その結果、最終的に出てきたものを見て、わたしはすごく素敵だと思ったしぜひ使いたいと思えるサービスになっていました。
他のチームがどう…というわけではありませんが、このチームは素直なメンバーが集まっており、チームワークも非常に良いように見えました。
わたしはまだまだどうしても正解を求めがちで、カオスを耐えきることができないです。
ずっと課題です。ずっと難しいです。
また、ゼミの1つ下の後輩がめちゃめちゃ成長しててびっくりしました。
課題の深め方も、そこから出てきたビジネスの内容も、プレゼンの見せ方も何もかもわたしが参加していたときよりも遥かにすごいものでした。
2つ下の後輩も、主体的に真摯に取り組んでいたり、わからないながらも必死についていこうとする様子が見受けられました。
後輩たちを見ながら、まだまだわたしは勉強不足だし成長スピードが鈍化していることを感じました。
後輩を通して過去の自分を振り返ったり、今の自分に焦りを感じたりできるのもこのイベント、そしてゼミの醍醐味です。
このイベントとの関わりは今年で3年目になります。
参加するたびに見方や考え方が変わっているのを感じています。
今回は「社会人としてビジネスをどう見るか」という新しい見方ができたような気がしました。
わたしはスタートアップをするぞ!なんて気合はないのですが、スタートアップ思考を持って仕事をしていきたいとは思っています。
今回のイベントでさらに前向きに仕事を頑張りたい気持ちになりました。
夏、暑さに負けず頑張るぞーーー