価値観をアップデートするためのリフレクション
何やら怪しいタイトルのブログですね。
何事かと言いますと、、、
https://newspicks.com/news/3607206
一昨日公開されたNewsPicksのこちらの記事に沿って、わたしも"リフレクション"してみます。
その前に、本記事を要約してみます。
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○VUCA時代において、大人も学び続ける必要がある
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)がある中で生きるわたしたち。
学びの目的とはビジョン(ありたい姿)と現状との間にあるギャップを埋めること。
明確な目的があると人の能力は最大化する。
○学びの目的を発見するには?
現状の自分とビジョン(ありたい姿)を自分で把握していないと学びの目的は曖昧になり、挫折してしまう。
ギャップを知るために必要なのがリフレクション。
○オランダの子どもが鍛える4つの力
世界一子どもが幸せな国だとされるオランダでは、シチズンシップ(市民としてのあり方)を育むための教育改革を実行している。
そこで鍛える力は、"自尊心"、"自制心"、"共感力"、"リフレクション"。
○では、どうリフレクションするのか
自分の現状を認識するには、自分が日頃どんな価値判断をしているかを知る必要がある。
価値判断の前提には過去から味わった経験が結びついている。
つまり、価値判断とは感情の集積。
人が思考し、行動するときには必ず感情が存在する。
○「問題を創り出したときと同じ考え方では、その問題を解決することはできない」
これはアインシュタインの名言。
この言葉の通り、「新しい問題の解決」のためには「新しい考え方=新しい価値観」を手に入れる必要がある。
ここで重要となるのは、現在の価値観をリフレクションすること。
つまり、価値観をアップデートすること。
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ここまでがリフレクションが必要であると筆者が述べている部分の要約です。
では、価値観をアップデートするためのリフレクションをしてみます。
本記事内には自分の価値観を表すであろうワードが30個並べられています。
まずはこの中から"わたしが大切にするもの"を5つ選びます。
わたしは、"好奇心"、"正直"、"チャレンジ"、"仕事そのものの喜び"、"オープンネス"を選びました。
次はこの中からわたしが大切にするものを1つを選びます。
わたしは"正直"を選びました。
では、
・なぜ最も大切だと考えるのか?
・なぜそのように考えたのか?その意見に関連する過去の経験を思い出してみる。
・そこから見えてくるわたしが大切にしていることとは?
・その経験と価値観にはどのような感情が紐付いているか?
ひとつずつ考えてみます。
・なぜ最も大切だと考えるのか?
→正直でない=嘘をつくと、モヤモヤして嫌な気持ちになるから。嘘をついている自分が情けなくなる。自分に正当性を持っていたい。正しくありたい。自分の志のようなものは正しさにある。
これまでずっと正直に生きてきたからこそ、常に今に満足している。やりたいことをやれてきたし、自分を不快にさせていない。自分が不快になることが嫌。わがままだから。
・なぜそのように考えたのか?その意見に関連する過去の経験を思い出してみる。
エピソード1.就活をしていたときのこと。
特別行きたい気持ちがあるわけでもない企業に行きたいという意思を示すためにエントリーし、説明会へ行き、選考を受けていた。
本当はグループディスカッションで面接官の顔色を伺いながら気を遣って良い子に見せることも、面接で特にないのにその企業に入ったらやりたいことを言うこともしたくなかった。
でもそうしていれば順調に選考は進む。
上手く喋れなかったな、と思って自分の中では納得していなくても選考は進む。
わたしはそれが気持ち悪くなって、選考を辞退したし、夏には就活もやめた。
わたしの正直さを消して得る内定なんてなんの価値もないと思っていたし、そんなことしなくても人生なんとかなると思った。
エピソード2.高校で弓道部に所属していたときのこと。
弓道は集中力と精神力を要する。
そのため、練習は静かな中で行うものだ。
部活中は余計な私語はしてはいけなかった。
しかしわたしが3年生になったころ(=最上級学年の先輩)、情けないことに3年生が練習中に私語をしていたのだ。
それに何の注意もしないキャプテンと副キャプテン。
わたしはその2人に「あれ注意せんでいいと?」と聞くもなんの対処もしない様子。
確かに、同級生に対して、関係性が悪くなるかもしれないのに嫌な小言を言うのに気がひけるのはわかる。
でも部活だし、後輩は真面目に練習している。
ここで一番大事なことは何か?
自分を守るために何もしないのはどうなのか?
思っていることがあるのに言わないのはずるいのではないか?
そう思ったわたしは自ら「練習中に喋るのやめよう」と言った。
やはり、その後嫌味なことを言われ、その人との関係はあまり良くないものとなった。
しかしわたしはそれまでの関係性ならいらないし、やるべきことをやったはずだと誇りに思っている。
エピソード3.受験生だったときのこと。
自称進学校の大嫌いな高校に通っていた3年生のわたし。
この高校の先生はとにかく生徒を国公立に合格させることに必死だった。
多くの従順な生徒はそれに従って国公立に合格するために勉強をしていた。
しかし高校2年生の途中で将来やりたいことがすでに見つかっていた幸運なわたしはそれを成すためには福大の商学部へ行くことが最適だと信じて疑わなかった。(今になればこれもどうなのかとは思うが)
わたしは先生のためでも学校のためでも親のためでもなく自分のために自分の人生を生きているという感覚がこのときからあった。
だから3年生になってすぐ先生達に「福大へ行きます。早く受験終わらせたいので推薦で行きます。」と宣言していた。
尤も、福大へ推薦で行くなどもってのほかだった。
最初は先生にも友達にも「この高校にいながら福大に推薦で行きたいの…?」と訝しがられていた。
しかし、ほとんどこの道しか見ていなかったわたしはひたすらこのことを正直言い続けた。
結果、この高校ではわたしに対して理解のあるほうだった担任から推薦状を書いてもらい、無事福大へ合格することができた。
・そこから見えてくるわたしが大切にしていることとは?
まわりからどう思われようと、難しい方向へいこうと、わたしはわたしの正しいと信じることを貫く。
・その経験と価値観にはどのような感情が紐付いているか?
堅苦しい!?!?
まさか"正直"からこの感情が出てくるとは思わなかったです。
でもびっくりするぐらいこの感情しか出てこなかったです。
このワークをやってみて、正直という軸が自分にとって大事なことを再認識しました。
エピソードを振り返ってみると、正直であるがゆえに自ら生きづらい方向へ進んでて、でも結果的には幸せに生きれていることに気付きました。
本記事内ではこのワークを対話形式でやっていたので、わたしも誰かにコーチングしてもらいながらやってみたかったです。
なぜ?があまり深掘りできていない気がします。
コーチングは本当に誰かにしてほしい…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ワークがもうひとつあるのですが力尽きたので…終わります…。
みんなでやろうリフレクション。