記録

26歳OLが真面目なことを書いたり書かなかったりやっぱり書いたりする

社会の変化によってわたしの野望は叶えられるのか?

 

こんばんは。
社会人1カ月目が終わりました。
今まで学んできたことが評価されたり、様々なことに対しての思考を深められる環境で過ごすことができています。
そして今日、ドーパミン出まくりな話ができたので記録しておきます。
以下、特殊かもしれない持論を述べますが決して頭がおかしいわけではないです。
結論から述べると、思考を深めた結果、わたしはいずれ思想家になるのではないかという気がしています。気がしているだけですし、なりたいわけではありません!

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1.わたしの野望

わたしはずっと幸せでいたい。
わたしがずっと幸せでいるためにはまわりの人々も幸せでいなくてはいけない。
なぜならまわりの人々が幸せでなければわたしにも不幸せが作用するからだ。
そこで、まわりの人々もわたしも自分の好きなことや得意なことを発揮して生きられる社会をつくりたい。
今の社会は、生きていくために我慢や嫌な思いをしながら仕事をしている人が大変多いように感じられる。
しかし仕事とはそのようなマイナスな気持ちを持ちながらすることなのだろうか。
したくないことはしなくても良いのではないだろうか。
皆趣味や特技がありながらもそれを発揮して生きる術としないのはなぜなのだろうか。
就活時にエントリーシートに趣味や特技を書かせるのはなぜなのだろうか。
「好きなことして食べていきたい」と思いながらもそれができないのは、個人がリスクをとれる世の中としての仕組みがないからではないだろうか。
趣味や特技は一般的に文化的なものから持つのではないかとわたしは思っている。
そうであるならば今の世の中は文化を楽しむ余裕が足りないのではないだろうか。
もっと余暇を作り、文化を活性化させていけば「好きなことして食べていく」ことは可能になるのではないだろうか。

 

2.Jobmaker

19世紀のことである。
資本論で知られるカール・マルクスは資本家と労働者という対立する概念を提唱した。
仕事を創り出す人(Jobmaker)と仕事を探す人(Jobseeker)、雇う人と雇われる人だ。
前者は能力があり、リスクを取ることを恐れないが後者はそうではない。
仕事における優位と劣位が存在するのだ。
時代を遡ると、社会は狩猟社会→農耕社会→工業化社会→情報化社会と変化してきた。
この変化に応じて人々は働き方を変えてきた。
嬉しいことに、時代が流れるとともに、そして技術が進化するとともに、人々は次第に生産手段を自分の中に保有することができるようになってきたのだ。
自分で自分の仕事を創ることがだんだんと可能になってきたのだ。
この事態における最大のイノベーションはインターネットの登場である。
今ではパソコンやスマホがあれば誰でも、お金がなくても自らの仕事を創り出せるではないか。
資本論が唱えられ始めたときには土地や工場を持った資本家でないと仕事を創り出すことは難しかったことを考えると、社会は良い方向へ変わったのだ。
しかもわたしがすごいと思うのは誰かが会社を設立して雇用を生み出そうとせずとも個人が勝手に仕事を創ってしまうところである。
YouTubeやインスタグラムはユーチューバーやインスタグラマーといった働き方を生み出すことを仕掛けていたわけではないだろう。
このように、Jobmakerの存在は時代とともに増えているのだ。

 

3.次に来るのはアイデア社会?

情報化社会の中で生きるわたしたちはAIの力に期待したり、恐れたりしている。
仕事が奪われると恐れる人もいるがわたしはそんなことはまったく思わない。
仕事が奪われるかどうかという議論はその人の視座がどこにあるか次第なのではないかと思う。
もし仮にタクシーの運転手が自動運転によって自らの仕事が奪われると思うならば、それは視座が低いだけではないのだろうか。
視座を高くすれば、タクシーの運転手は単に車の運転をしているだけではなく、「お客様に心地よく乗車してもらい、A地点からB地点まで安全に送り届ける」仕事をしているといったように捉えられるはずだ。
そうであるならば仮にタクシーが自動運転で動くとしても、車内環境をいかに整えるか、より多くのお客様に利用してもらうにはどうすればいいかといったことを考えることがこれからの運転手の仕事になるのではないだろうか。
これらを考えることはすでにやっている運転手もいるだろう。
そうであるならば、運転という作業をAIがしてくれて、人はアイデアを出すことに集中できるのだ。
そういった点でわたしはAIに期待をしている。
この「人はアイデアを出すことに集中できる」というのはなにも運転手に限った話ではない。
どんな仕事にも共通して言えることだ。
つまるところ、人にしかできないこととは"アイデアを出す"ことなのだ、とわたしは思う。
AIが本当に人の作業的な仕事を取って代われるなら、次に来るのはアイデア社会だろう。
このアイデア社会で最も必要とされることは人と人とのコミュニケーションだ。
イデアは他者とのコミュニケーションの中で生まれるものであり、生まれたアイデアは人から人へ伝えられる。
だからわたしはコミュニケーションを上手くとれるようになりたい。

 

4.人文学の必要性

コミュニケーションを上手くとるためには、言葉を正確に扱うことやモノの言い方に気を付けること、相手の立場に立つことなどが大切だ。
これは極めて偏った考えであるが、これらさえできればもはやテクノロジーマーケティングの勉強などがバカバカしく思えてくる。
身につけるべきはこういったスキルではないように思う。
これからわたしが学ぶべきことは人文学なのではないだろうか。
イデア社会の中でコミュニケーションをとる上で、心理学を学んでいれば人の心理を理解できるし、哲学を学んでいればアイデアに深みが出るし、宗教を学んでいれば熱狂させるアイデアを思いつける。
他にも倫理学歴史学、美学、教育学など人文学にはこれからの社会を生きていく上でのエッセンスが非常に詰まっているように思えてならない。

 

5.イノベーションは良いことか悪いことか

2章で少し触れた技術の進化についてだが、人々は何のために高度な技術を生み出すのだろう。
楽をするため、暇になるためなのではないだろうか。
であるならば、技術がこんなにも発達した今、人はなぜまだ朝から晩までみっちり働いているのか。
むしろ昔はもっとのどかだったような印象がある。
日が沈めば人は自然と仕事はできなくなったが、電気の登場により1日中いつでも明かりをつけておくことができるようになった。
職場を出れば会社の人から連絡がくることなんてなかったが、携帯の登場により帰宅しても連絡がくるようになった。
イノベーションは人々の生活をより豊かにする。
しかし一方で、このように人々はよりいつでもどこでも仕事をしてしまうようになったのだ。
人という生き物はなんと働きたがる生き物なのだろうか。
こう考えると、疑いもなく「イノベーションとは良いものだ」と捉えてしまうのはどこか違うような気もする。
「何事にも良い面、悪い面がある」というのは最近強く感じるこの世の真理だ。
とは言いながらもわたしはAIによって人が仕事する時間が減ることを期待している。
ただ、ここも仕事をどういうものと捉えるかによって話は変わってくるような気もするが。

 

6.仕事における人々の二極化

情報化社会の中に生きるわたしたちは誰でも簡単にJobmakerになれる、と2章で述べた。
ここでJobmakerになれる人々はどんどん豊かにそして幸福度が増すだろう。
わたしの野望の実現に近づいている、ような気がする。
気がする?
そう、気がするだけだ。
今後、仕事における人々は二極化がどんどん進んでいくだろう。
イデアを出せる人はJobmakerになり、豊かさと幸福を手に入れる。
しかしアイデアを出すことが苦手な人はどうだろう。
いつまでもJobseekerでい続けるのだ。
果たしてそれは豊かさと幸福をもたらす立場なのだろうか。
わたしは全ての人が豊かで幸福であってほしいと願う。
だがこの点において全ての人が平等であるというのは非常に難しいことだという実感もある。
だからわたしは1章に対する現時点での結論として、二極化した中でのアッパー層のみで新たな経済圏を創ることが野望を実現させる方法なのだと考えている。
好きなことや得意なことに対して生きるための対価が支払われる経済圏だ。
このためには小さな国なんかを買う必要があるのだがここについての構想は深めないことにしておく。
なぜならわたしがしたいこととはきっとこういうことではないからだ。
幸せな人だけが幸せならそれでいい、というわけでないのである。
野望の実現は難しそうだ。

 

7.文化の発展

ここからは野望に関する話ではないのだが、文化と経済について考えたことを述べていく。
社会の上部構造と下部構造を考えたとき、文化は上部構造、経済は下部構造となる。
今はまだ下部構造である経済の比重が大きいように感じる。
しかしAIにより人々が仕事する時間が減り、かつアイデア社会が本当に来るならば、人々は文化を発展させ、比重の逆転が起きるのではないかと思う。
1章で趣味や特技は一般的に文化から持つものだと述べたが、余暇を楽しむ時間を手に入れた人々はこれらに興じることにより、文化を発展させられるのだ。
最高すぎるではないか。

8.最後に

ここまで述べてきたことはわたしの今持ちうる知識から考えたただの予測、妄想、期待である。
今後このテーマについて思考を深めていくにあたり、"資本論"、"暇"、"人文学"、"脳科学"といったキーワードをもとに勉強をしていきたい。

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はい、以上、思考を深めた結果、やばい妄想をした22歳の語りでした。
まあでも3年後とかには「いやwわたし何考えてたのw今は全然こんなこと思ってないし」なんてこと言ってるような気がします。
今のホットテーマなだけなので、読んでくださった方々、「ふーん」ぐらいに思ってもうこの内容は忘れてくださいね...。
それではこの辺で失礼します。
ありがとうございました。